文芸
黒黴

村尾文短篇集3部作の完結編となった本書は、40歳で創作に挑み、84歳の今日も市井に生き続け、書き続ける著者の魂の集大成ともいえる7篇の作品を収録。巻末に「書くことは、啖呵を切ること」(金井真紀)を付す。

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文芸
るい その向こうの世界

現代美術評論家として知られる著者がそのキャリアと熟知する神戸を舞台に、深い傷を負った少女が亡き父に導かれるように成長する姿をリズミカルに書き下ろした短篇小説。 *神戸開港150年記念出版

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社会
【新版】無限抱擁

本書は1995年、日本写真協会年度賞、写真の会賞受賞作「無限抱擁」の新版である。
チェルノブイリ原発事故から30年。 放射能に汚染された大地と共に力強く生きる人々のいのちの讃歌。 チェルノブイリ三部作「ナージャの村」「アレクセイと泉」の序曲をなす写真集。 ここには生きることの原風景がある。 (本書オビ文より)

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文芸
游魚(ゆうぎょ) №4

文学論、美術論、デザイン論の総合誌
(№4主要目次)●臼井新太郎:装釘というグルーヴ●谷川渥:谷崎潤一郎―女の図像学●松田修:曾根崎心中に遊ぶ●柏木博:デザインの情況を語る●安達史人:「玉葉」の世界に、鎌倉幕府の成立と展開を辿る(上)

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文芸
山と過ごした一日

「山の文芸作品の一つの到達点」と評される『山のかたみ』からおよそ12年。12の山々の物語はさらに端正さを増して読む者の心に響く

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社会
ヒロシマ往復書簡 第Ⅲ集2014-2016

二人の被爆者、そして共に日本エッセイスト・クラブ受賞者が取り交わすヒロシマ忘れ残りの記。
第Ⅰ集(2012—2013)第Ⅱ集(2013−2014)に続く本書によって82通に及ぶ書簡は完結し、ヒロシマの記憶は新たな生命を得、伏流水のように国を超え世代を超えて受け継がれる。

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文芸
ヒロシマ往復書簡 第Ⅰ集 2012-2013

ふたりの被爆者が、そしてともに日本エッセイスト・クラブ賞受賞者が取り交わすヒロシマ忘れ残りの記。
二人の被爆体験は様ざまな面で異なります。最も被害の軽かった私が往復書簡を持ちかけることなどは不遜のように思われましたが、時に失礼なことを訊ねる私に、いつも冷静に応えてくださった中山さんに感謝します。(まえがきより)

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文芸
ヒロシマ往復書簡 第Ⅱ集2013-2014

深い感銘を読んだ第Ⅰ集に続き、ふたりの被爆者、ともに日本エッセイスト・クラブ賞受賞者が交わすヒロシマ忘れ残りの記(本書オビ文より)
六八年経った今も、被爆者たちは後遺症に悩まされながら生き、やがて訪れてくる死を待つのみですが、国家から欺かられた生涯だと考えざるをえません。戦争と同じく国策によって推進された原発も、同じ道をたどるような気がしてなりません(本書第Ⅰ集より)

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文芸
鎌鼬

本格リアリズム作家83歳。家族の葛藤、下総の風土.....、そして、老いの愉楽。描写は彫琢するように奔放に5篇の作品を貫く。 好評を博した第1巻に続き5篇の作品を収めた第2巻は、「解体させられた家族、崩壊させられた村々、鎮守の森さえ消滅の危機に瀕している現在、この森から発せられる呻きは、そのベクトルを逆にさせ、根を喪って漂う私たちの日常を射るであろう。巻末に収められた「公園の足音」はその微かな呻きのようだ」(大津港一)と評される。

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文芸
雲隠れの月

北陸富山を舞台に家々の哀しみと希望を8篇の作品に刻む著者会心の短篇集。

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