難民となった人々をめぐる小説『ノイエ・ハイマート』(池澤夏樹著)に、クロアチアから村を追われた難民女性の話として、『戦争と子ども』(山崎佳代子著)より「お婆さんと大きな樹」が引用されました。
誰もが、いつ難民になるかわからない、現代に生きる人々の胸に迫る作品です。
山崎光の絵と合わせてお読みください。

戦争と子ども

空爆の最中、この絵は生まれたのです。 この本の中の一枚の絵を、言葉にしてみてください。たとえば、透明の翼をもつ人が、高台の上に立って、彼の影が高台からはみ出て鳥…

『ノイエ・ハイマート』 池澤夏樹 | 新潮社

戦禍や迫害を逃れ、住み慣れた家、故郷を離れて、難民となった人々。日本とシリア、二人のビデオ・ジャーナリストの物語を軸に、クロアチアの老女、満洲からの引揚者、ト…

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