
『ルーベンです、私はどこで生きればよいのでしょうか?』を読書人(2025年4月11日付)に広告掲載しました。
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ルーベンです、私はどこで生きればよいのでしょうか?
著者:小田川綾音
年月:2025年4月10日
ジャンル:ノンフィクション
判型、ページ数:四六判、284ページ
IISBN ISBN978-4-88866-703-6 C0036 ¥2000E
価格(本体2000円+税)
アルメニア人のルーベン氏は無国籍になり、17年間にわたり12カ国を彷徨い、日本に辿り着いた。
日本でもホームレスとなり、生命の危機にも驚かされた。
来日して10年。
東京高裁の法廷に立ち、担当弁護士である著者とと運命の判決を聞く。
著者略歴
弁護士。1981年生まれ。神奈川県出身。早稲田大学法学部卒、神奈川大学法科大学院修了。弁護士として、民事・家事全般、企業法務、在留資格・帰化など入管・国籍関連の法務に幅広く対応するほか、難民や無国籍者の支援に携わっている。現在、日本弁護士連合会人権擁護委員会 難民国籍特別部会 副部会長。主な共編著に無国籍研究会『日本における無国籍者-類型論的調査-』(UNHCR駐日事務所、2017年)、国籍問題研究会『二重国籍と日本』(ちくま新書、2019年)。
目次
プロローグ/第1章 ルーベンさん、来日/第2章 ルーベンさんの生い立ちと境遇/第3章 欧州放浪の旅/第4章 日本での難民申請手続/第5章 ルーベンさんと出会うまで/第6章 再会、そして裁判へ/第7章 一審での審理/第8章 控訴審での審理/第9章 はじまりの判決/エピローグ/あとがき