著者:福田邦夫[編著]
発行年月:2015年3 月
ジャンル:経済・社会
A5判 /288 ページ
ISBN978-4-88866-591-9 \3200E

定価(本体3200円+税)


拡大しつづける貧富の格差 吹き荒れるグローバリズムの嵐

ここにある論考は「人間不在の世紀」に抗し、学問本来の役目を全うしようとする試みである。
本書目次
序文 第Ⅰ章
 グローバル資本主義の展開とアジアの世紀? 小林尚朗
第Ⅱ章
 アメリカン・グローバリゼーションの一断面 柿崎 繁
-軍事におけるグローバリゼーション―
第Ⅲ章
 経済の金融化における証券取引所の変質 三和裕美子
―自由規制のあり方をめぐって―
第Ⅳ章
 ファンドによる企業支配と株主主権論 野中郁江
第Ⅴ章
 批判的マーケティング論の類型と今後の課題 猿渡敏公
第Ⅵ章
 地域的貿易協定の展開とその論点に関する一考察 所 康弘
―NAFTAとTPPの類似点・相違点を巡って―
第Ⅶ章
 グローバリゼーションと国民経済の変容 森元晶文
―フィリピン経済を事例として―
第Ⅷ章
 世界経済システムと第三世界 福田邦夫
―サハラ以南のアフリカ
あとがき