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故郷は帰るところにあらざりき 原発避難10年の闘い

2013年、詩集『わが涙滂々—原発にふるさとを追われて』(英語版2017年)を刊行し、 各紙誌で大きく紹介された著者によるその後の闘いの記録。
本書あとがきで「未曽有の原発事故に関して、周囲に同調して口を閉ざしてはならない。 歴史を書き換えようとする勢力をおもんばかって、『声なき声』を圧殺させてしまってはならないのだ。 それがこの書を著した、唯一の理由である」と静かに厳しく言明する。

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投稿による総合文芸誌 あとらす NO.44

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続ヒロシマ対話随想

2012年から取り交わされた往復書簡は『ヒロシマ往復書簡』
Ⅰ~Ⅲ集全3巻として刊行された。その後も二人の「対話」は続けられ、戦後75年の節目の年に、全2巻として完結した。 二人の被爆者が遺す日本人が忘れてはならない記録と記憶の継承は私たちに委ねられた。

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喪失―哲学のソナタ249章

イロニーでつらぬかれた実験的哲学小説
本書は、ありふれた日常、ありふれた世相を題材に、著者自らの強烈な喪失感にもとづき、人間の弱さが強さをこえ、権力的になれない人間が権力的強さをこえ生きていく方途を、カフカと後期フッサールへの全面的共感に根ざし、存在論をバネにして「後ろ向きに生きる」意味を問う。

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「学び」を旅する

「学び」を旅する
67歳で7週間のハーバード大学サマースクールに学び、授業の合間に各国の若者たちと交流した経験を軸に、ヨーロッパ、アフリカ諸国を経済学的な視点と豊かな学識をもとに国々の実情を日本との関係を織り交ぜてつぶさに描く。

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投稿による総合文芸誌 あとらす NO.43

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既刊
グローバル化の中の国際経済

ポスト・コロナの米国リスクを視点に
本書は「グローバリゼーション」の用語から説き起こし、この言葉が席巻している今日、その本質と実態、さらにリスクを、第二次大戦以降の「ヒト、モノ、カネ」の動きにさかのぼって検討し、コロナ禍にあえぐなかで、国際経済とグローバリゼーション、とりわけ基軸通貨国であるアメリカが抱える経済リスクとその影響を、学生を対象に平易に書き下ろす。

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歴史の影に −忘れ得ぬ人たち−

時代の襞に隠れるように、小さな、しかし確かな光を放って逝った人たち。 著者は史料を読み解き、詩人の眼差しをもって九篇のレクエムを奏でる。

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投稿による総合文芸誌 あとらす NO.42

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遥かなる星漢

名歌の意を、遥かな宇宙を、そして人の世の哀歓を 漢詩の格調をもって詠いあげる。
「漢詩の格調を借りて、外界の事物に感応したその折々の内的心情を、 また、人の世の哀歓を、幾ばくなりとも歌い上げたい」とする著者の 願望は本書によって結実する。

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