2023年11月1日
世界的に生じている文化財の破壊、宗教的急進主義及び数々の紛争は、有形無形の人類の文化遺産に対して甚大な悪影響を及ぼしてきている。
内外の社会的緊張は、文化を通じて軽減が可能であり、またかくあるべきであると断言する趣旨が本書で確認される。
2022年1月7日
夫婦の光景。
旅の記憶。
ある女の半生。
「小説」「紀行」「伝記」と異なるフィールドを書き分けながら、通奏低音のごとく流れるのは、老境にいたる女の吟持。
2021年10月21日
著者の広範かつ柔軟な発想と文献渉猟は、本居宣長やベルクソン、ニーチェなどを包み、知への飽くなき興味えお満喫させる人文書の白眉。
2010年3月4日
戦前戦後、常に社会的弱者とともに闘い、韓国・建国勲章を受章した唯一の日本人布
施辰治、その圧倒的な人生を孫である著者(大石進:日本評論社社長・会長)が語る。
2010年1月11日
夫婦の光景。
旅の記憶。
ある女の半生。
「小説」「紀行」「伝記」と異なるフィールドを書き分けながら、通奏低音のごとく流れるのは、老境にいたる女の吟持。
2005年8月28日
志賀直哉、武者小路実篤、夏目漱石、幸田露伴、徳田秋声、錚々たる文学者の本を手
掛け、戦前戦後を駆け抜けた櫻井書店。その創業者・櫻井均を父に持つ著者が、哀悼をこめ
て綴る。